昨年の11月10日に、第28回山名会総会の開催に合わせて、京都・西陣織会館を会場に山名会歴史講演会を開催しました。講演会には山名会員含めて80名程のご参加をいただき、賑やかに講演会を開催することが叶いました。今回はその概要をご報告します。
令和6年山名会歴史講演会

その後、平成30年は群馬、令和元年は但馬を会場にして、2年連続で歴史探訪を中心とした総会行事が続きましたので、次回は歴史講演会の開催を検討していたのですが、令和2年からの数年間は新型コロナ感染症の流行により、集まること自体が憚られるような年が続き、山名会も活動休止を余儀なくさせられました。
それでも令和4年の秋には流行も峠を越え、令和5年の春からは、社会全体で以前の日常に戻る機運が賑やかになり、山名会も秋に相模路をコースとした歴史探訪の総会行事から活動を再スタートさせました。
山名会の周知を願って
ところで、コロナ流行の期間が長かった為に、各種付き合いの整理を進められた方々も多いようで、山名会もそんな会員方から退会の連絡が続き、会員数が50名近くまで目減りしてしまいました。この状況を受けて令和6年春の役員会では、山名会の活動について広く知ってもらい、少しでも会員増に繋がる事を願って、今回の総会では一般聴講者も参加頂ける歴史講演会を開催する事となりました。肝心の講師の選任ですが、一般聴講者を多く誘い込んでくれるような講師ということでテレビの歴史番組等で活躍されている方々のお名前も上がりましたが、山名氏に関わりのあるお話がいただけるか不明なところもあり、最終的には役員方の尽力により講師は京都市考古資料館館長の山本雅和先生にお引き受けいただきました。
山本先生は、「東陣」に脚光を当てて上京区を活性化させる取組「東陣プロジェクト」の設立メンバーでもあり、京都の歴史や、そこにまつわる山名氏の関わり等もご専門の範囲かと思われますので、今回の山名会歴史講演会の講師には最適な方に辿り着くことが出来たのだと思います。
また山本先生には、本来ならこちらからご相談に上がらせていただくべきところ、講演内容の打合せに、自ら事務局の元に足を向けていただき、山名会側の希望を丁寧に聞いて貰いました。
講演内容

講演当日は、山名会員20数名と、一般の聴講者含めて約80名の方々がご参加いただき、山本先生の柔らかくてにこやかな語り口で、準備していただいた資料に沿って、濃い内容のお話をたっぷりと語っていただきました。
講演は、南北朝時代の中心人物の一人である後醍醐天皇に関するお話しから始まり、足利尊氏・山名時氏との関わり、室町幕府の制度や将軍と守護大名との関係性、幕府の財政政策等の基礎的な事柄を確認した上で、明徳の乱に至る流れをご説明いただきました。
また、金閣・銀閣に代表される北山・東山文化の史跡について、山本先生が関わられた遺跡発掘の調査結果を交え、各史跡の意外な一面についても教えていただきました。
講演内容につきましては、現在、講演録を作成中です。
後日、完成しましたら皆様の元に、お送りしますので、今暫くお待ちください。
講演後の歴史討論

山名会年次総会
その後、山名会会員はその場に残り山名会年次総会を行い、令和6年度の報告と7年度に関する計画を検討しました。総会の報告事項や本年度の計画等については、別刷りの資料を準備していますので、そちらをご覧下さい。7年度の総会会場は
なお、令和7年度の山名会総会につきましては、予てより提案がありました備後~安芸方面を1泊日程で訪ねる計画を進めてみてはとのご意見をいただきました。次回役員会において計画を具体化させたいと思いますので、予定が本決まりとなりましたら、ご参加の程お願い申し上げます。懇親会

懇親会には講師の山本先生を含んで24名の皆さんが参加いただき、少人数のテーブルに分かれて語らいの一時を過ごしました。初参加の方や久々のご参加の方も有ったので、宴も盛り上がって来たところで、自己紹介や各氏が取り組んで居られる調査や研究の状況報告、また山名会の活動に関するご意見も頂戴しながら、賑やかに和やかに一時を過ごすことが叶いました。この時を楽しみに京都まで足を伸ばして来たと言われる方も有り、事務局としては、この場を提供できたことに喜びを感じております。
今回は、懇親会までが全体行事でしたので、お開きの後はご帰宅や京都宿泊とそれぞれのご都合に分かれました。
次回もまた皆様方と楽しく語らえる一時を持てますように、ご参加お願い致します。