宗全公感状
宗全公の感状 |
与布土又三郎宛て感状
兵庫県史 史料編中世三 P727(山崎文書)
去年八月十六日、於村雲合戦時、打太刀云々、尤神妙候、 仍播州宍粟郡三方東(随心院領内五分壱)事、 為恩賞、且相計候、弥可致忠節候也、謹言 応仁弐三月廿日 (山名持豊)宗全(花押) 与布土又三郎殿
本文書、現在、法雲寺(美方郡香美町村岡区)所蔵。但し宛所以下の奥部分を切断。
去年(応仁元年・1467年)八月十六日、村雲合戦の時於いて、打太刀云々、尤も神妙候、
依って播州宍粟郡三方東(随心院領内の五分一)の事、
恩賞と為し、且つ相い計り候、いよいよ忠節致すべく候也、謹言
応仁弐年(1468年)三月二十日 (山名持豊)宗全(花押)
与布土又三郎殿
年代
備考
市中に出ていた山崎家文書の一部。縁あって法雲寺が入手。